ゴキブリ駆除を業者に依頼した当日、一体どのような作業が行われるのでしょうか。その一連の流れを事前に知っておくことで、不安が和らぎ、スムーズに作業に協力することができます。一般的な家庭での駆除作業の流れを、時系列で解説します。まず、約束の時間に、作業員の方が訪問します。最初に、改めて契約内容の確認と、当日の作業手順、使用する薬剤の安全性などについての、詳細な説明があります。この時に、疑問点や不安な点は、すべて質問して解消しておきましょう。次に、作業前の「養生」です。薬剤が食器や食品に付着しないよう、キッチン周りをビニールシートなどで覆う作業を行いますが、事前にこちらで片付けておくと、この時間は短縮されます。そして、いよいよ「駆除作業」の開始です。まず、調査用のトラップを回収し、被害状況を最終確認します。その後、モニタリングで特定した、ゴキブリの活動が活発な場所(ホットスポット)を中心に、ベイト剤(毒餌)を設置していきます。冷蔵庫の裏や、シンクの下の配管周り、コンロの内部といった、ゴキブリが好みそうな、暗くて暖かい隙間に、注射器のような器具を使って、数ミリ程度のジェル状の薬剤を、ピンポイントで塗布していきます。この作業は、非常に静かで、匂いもほとんどありません。被害の状況によっては、ベイト工法と並行して、薬剤の「噴霧処理」が行われることもあります。ゴキブリが潜んでいると思われる、壁の隙間や、家具の裏側などに、専用の噴霧器で、ごく微量の薬剤を散布します。作業時間は、家の広さにもよりますが、全体で1時間から2時間程度です。作業が終了すると、作業員の方から、当日の作業内容と、捕獲されたゴキブリの数、ベイト剤を設置した場所などについて、詳細な「結果報告」があります。そして、今後の再発を防ぐための、清掃やゴミの管理方法といった、具体的なアドバイスも受けることができます。最後に、料金を支払い、保証書などを受け取って、すべての作業は完了となります。